初夏

大阪・天神橋商店街を歩く

 毎週木曜、関西テレビ『スーパーニュース・アンカー』出演のため、大阪の天満には3年ちかくも通っているのですが、なかなか目の前の天神橋商店街に足を伸ばす機会がなくて。
 でも今回、機会を得て、歩いてきました。

 話には聞いていましたが、ほんとに長い! 日本一長い、っていうのはウソじゃありません。
 不肖、私も、播州三木市の繁華街、商店街のど真ん中で生まれて育ちましたから、今なおシャッターを閉ざすことなく生きて繁昌しているこの商店街の元気さには、励まされることかぎりなし。
 うれしいことに、この長さだけに、通りには何軒もの古本屋さんが。ついつい立ち寄っては、2冊3冊、買ってしまうので、3軒目を出る頃にはもう重くて、この先すたすた、歩けましぇーん。

 ってことで休憩。
 昔ながらの喫茶店が何軒も現役なのも商店街ならでは。凝ったインテリアに高級カップ、そして香り高いコーヒーは、かつての「カフエ」(注・カフェではなく、それぞれの音をカ・フ・エと独立させて発音する)を源流とするお店ならでは。

 端まで歩けば文字通り天神「橋」。そう、川がここにありました。
 この橋の上に立てば、北浜、淀屋橋、中之島と、水のみやこ大阪と称される川のうねりが見通せます。
 むろん、道端には、げげっこんなところに、と思わず立ち止まるような、いつか歴史の教科書で聞いたような人の名前を刻んだ史跡が、次々に。
 やっぱり歴史の重さはダントツの大阪なんです。
 橋まで来れば、つい、大阪がんばれ〜、と声に出してしまいそうな青空でした。
by 玉岡かおる  at 15:47 |  日記 |   |   |  page top ↑
プロフィール

玉岡かおる

Author:玉岡かおる
兵庫県三木市生まれ。神戸女学院大学卒業。1989年、神戸文学賞受賞作の『夢食い魚のブルー・グッドバイ』で新潮社より文壇デビュー。2007年11月「お家さん」刊行

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