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新しいジャンヌ・ダルクに会いに

2012年07月22日 23:43

劇団四季芸術劇場で上演中の「ひばり」を見てきました。
ジャン・アヌイ原作で、ジャンヌ・ダルクの生涯を宗教裁判の場面から描いた傑作。
最近ではミラ・ジョコビッチ主演のハリウッド映画が記憶に新しく、闘うジャンヌ、雄々しいジャンヌ、アクションのジャンヌ、というイメージでした。
ところがこちらはまったく違う。
敬虔で純粋、優しさと明るさ、無垢にして無邪気。そんな奥ゆかしいキリスト教徒として完全にキャラクターの立った少女がここに。
ジャンヌ役はもちろん野村玲子さん。少女、聖女、貴婦人。汚れのない女性を演じさるにはこの人しかありえないでしょう。
無垢な少女でありながら、おそるべき長さのせりふを一人芝居でやってのける主役中の主役。いやー、女優ってすごい。
圧巻の舞台ですが、衣装のみごとさ、大道具の懲りようも、さすがに四季。
加藤敬二さんの能天気なシャルル7世も見どころです。
伝説のオルレアンの乙女の物語、真実はこうだったかと納得のストーリーも新鮮でした。
一流の舞台って、見ているこっちの実時間をいきいきスパークさせるんですね。
20日までです。
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