初夏

台風のえじきになるの巻

 台風の時は、東京への往来はひやひやです。なんせ以前、三河安城で新幹線に閉じ込められたこともありましたし。
 今回のブロードキャスター出演も、行きはよいよい、まだ台風は四国に接近中ってことで、なんとか移動も無事でしたが、帰りはモロに出くわしちまいました、7号に。
 東京駅では、朝から新幹線は運休。東海地方で大河の水位が上がってるとかで、運転は始発から見合わせ中。
 どないしよ、私、午後から加古川で「いなみのパールプロジェクト」の総会があるっちゅうねん。

 「川の増水でしょ。台風こっちに来てるでしょ。そりゃ、通り過ぎるまで水は下がらないし、新幹線も今日中は動かないんじゃない?」
 そう予言するのはタクシーの運転手さん。
 えーーー、そんなん困る。今日の総会はもう無理と悟っても、私、明日は明日で、どーしても大阪にいなきゃならないのよ〜。

 「そんなら奥羽本線で日本海を回って大阪に入るルートなら電車は動いてますでしょ」
 おお、そんな手があったとは。
 それジョーク? とも尋ねなかったのは、やっぱり私、鉄道だいすきなんで。ちょっと旅行みたいでいいじゃないですか。

 喜び勇んで上越新幹線に乗り、高崎から越後湯沢。特急はくたかに乗り換え、日本海に出て金沢へ。そこからはサンダーバードで大阪です。総計7時間の鉄道の旅ですわい。

 十日町あたりで雨もやみ、曇った日本海に出たときはちょっとうれしかったな。黒部あたりでは太陽も出てきたし。
 でも、さすがに金沢では電車にも飽きてきました。
 おまけに敦賀ではうれしくない知らせ。新幹線が復旧したんですと。
 新大阪に着いたら、なにごともなく新幹線は動いてるしね。
 そんなんありか〜。

 急がば回れ、はうそですかい。急がば待て、ってことですね。でも、じっとしていられないイラチな性格のこの私、待ってるなんて、死ななきゃできん。
 あ〜あ、ご苦労さんでしたぁ。
by 玉岡かおる  at 21:52 |  日記 |   |   |  page top ↑
プロフィール

玉岡かおる

Author:玉岡かおる
兵庫県三木市生まれ。神戸女学院大学卒業。1989年、神戸文学賞受賞作の『夢食い魚のブルー・グッドバイ』で新潮社より文壇デビュー。2007年11月「お家さん」刊行

玉岡かおる公式サイトへ

カレンダー
07 | 2008/08 | 09
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
リンク
このブログをリンクに追加する
玉岡かおる著書
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる