2010年07月08日 10:21
父や妹の恨みを晴らそうと戦争犯罪者を追跡することに人生を費やしたロジェの物語。やけにせりふの多いお芝居は、水さんから脚本家へのたってのご希望だったとか。演じ手に合わせて脚本を書けるのは、座付き作家を置く宝塚ならではの作り方ですね。
でも何というか、個人の好みで言えば私は歴史スペクタクルが好きなので、やっぱり宝塚には非日常の豪華絢爛な世界を見せてほしいんですよ。なのでやっぱり今回も、レビューのグランフィナーレがいちばんよかった! またうちに帰ればいつものように、我が家の階段でまねっこやりそうな私です。
水さんの燕尾服はこれが見納めと思うと名残惜しさもひとしお。ほんと、男役の魅力はコレに尽きますもんね。
結局きょうも、大階段を下りるトップスターみ魅了され、痒いところに手の届く、スッキリさわやかな余韻の一日でした。
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