2009年03月16日 15:55
90歳になる父と、関東に離れている姉と、めったにないメンバーでののんびり旅行。考えてみれば、親孝行なんてちっともしたことがなかったもので。
紀伊勝浦は、姉と私との、まさに中間地点。それに、ご存じ那智はちょうど西国三十三番札所の第一番で、子供の頃に行ったきり、同じ関西ながらもなかなか行けないところです。
熊野古道が世界遺産になってから、いたるところに見えるみちしるべ。元気なうちに歩きたいとは思いつつ、今回は父を連れているのでちゃっかりパス。レンタカーで、熊野三社を回ってきました。
神様とほとけ様がしっかり隣り合っている聖域の内。こんな山道を、昔の人はせっせせっせと熊野へ熊野へと通ったのですね。
壮観な那智の滝の眺めに心洗われ、リフレッシュして帰ってきました。
もちろん、一番札所の青岸渡寺では、うれし恥ずかし、まあたらしい帳面をそっと開いて。そう、ここが私の三十三番のスタートです。父はうさんくさげに見ていましたが。(どっちが若者?)
さて、いつ満願となりますやら。