またまた出ました、新刊『にっぽん聖地巡拝の旅』

2014年03月30日 01:30

 みなさま、玉岡かおるは小説家であることを忘れてるんじゃないか、とご心配されたかもしれません。
 引きうけた仕事はどれも大事で、つい、小説を書くという本業からそれがちですが、ちゃんと、本も作っています。
 仏教雑誌「大法輪」にて好評のうちに連載終了した玉岡かおるの「にっぽん聖地巡拝の旅」、本日、できあがってまいりました!


聖地巡拝

 どうです、きれいな表紙でしょう??
 中川学さんの書き下ろしオリジナル。
 じっくり私の作品を読み込んで、描いて下さいました。
 那智の滝、遣唐使船、太陽と月、女神に蔵王権現、天神さんなど、本書で書いた神様、ほとけ様が総出演。
 夢のある、なんとも艶めいた世界は、私にぴったり??
 なーんて。

 
 中川さんの絵に一目惚れした私からのリクエストで描いてもらった、贅沢な本。
 出会いは、5年目に突入しているラジオ番組「玉岡かおるの 心の絆をさがして」(ラジオ関西・土曜あさ7時~)の取材でのご縁でした。


中川さんと



 中川さんは、うちの家の檀那寺と同じ宗派つながりでご紹介いただいた、京都三条にある瑞泉時のご住職なのです。
 ちょうど今、三木市立掘光美術館で、個展を開催中なので、お訪ねしてきました。
 三木市で生まれて育った私ですが、うちからこんなに近い美術館だというのに、行くのは初めて。
 これもほとけ様のご縁ですね。

 さて、本の中身ですが、私がめぐった寺社は八十あまり。
 日本人がこの大地にすみついてから、何を心のささえに生きてきたか、その精神の文化を尋ねる旅の総結集です。
 高野山、下鴨神社、東大寺、……関西の名刹では、それぞれ最高位の猊下にお目にかかってお話を聞くという、身に余る幸せ。
 でも単なるお寺めぐりではなくて、しっかり文化財や歴史、美術にふれながら、こころの癒しを探してきました。
 読めば、私たち民族のこころのふるさとが見えるはず。
 仏教伝来前後から筆を起こし、歴史の順に書き連ねたので、ぜひ神社や古寺を尋ねる手引きにしていただきたいと願っています。
 
 そうそう、兵庫県教育委員として出講する出前授業でも、今の学校教育で抜け落ちている「心の授業」を行っている私ですが、テキストはこの本を使ってるんですよ。だって私の作品は他府県の高校入試問題にもなっていますからね。
 若い人たちには、今の日本人が失った、誇り高き日本のこころの文化にふれてほしいと思っています。

 ということで、ぜひ手にとってくださいね。
 きっと玉岡かおるのことをいちばんよく理解していただける作品です。

 中川さん個展は4/6まで。
 ぜひお出かけ下さいね。
 私が惚れた理由がわかるはず。どれも、眺めていると物語があふれ出てくる作品ばかりです。


中川さんチラシ