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多可町図書館で講演会

2014年02月02日 09:36

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 多可町って、どこ? そう思われた方も多いでしょう。兵庫県のど真ん中、播磨の北側に位置する、山と水の美しい町。
 古くからの農村地帯、米どころなので、本と親しむ図書館は、何よりの心のオアシスという存在ですね。

 それでも、こんな町の図書館にも、時代の波は押し寄せています。
 どんな僻地でもネットで本が買えたり、さらにはWEB出版といって、紙や印刷、製本などを必要としない電子書籍が出現し、今までどおりの本と人との関係だけでは通用しないこの時代。直面する問題はここも同じです。
 無料で本を貸し出せる、という目的だけでは、もはや図書館の存在意義は薄れてしまいそう。
 とりわけ、この多可町は、杉原紙という、手漉きの紙が作られてきた地。
 電子書籍に反対というわけではありませんが、日本人ならではの器用さで長年積み上げてきたものづくりの技術、世界一の印刷製本の技術がすたれてしまうのは残念でなりません。
 紙のやさしい手触り、インクのにおい、発色の美しい装幀や、オビや栞ひもに至るまで、こまやかにこだわりぬいた本は、やはり、永遠に私をとりこにします。


 そんな中での一つの提案。図書館に、来てもらおう。
 ということで、玉岡かおるの講演会です。
 道中、歩いている人の姿は一人も見かけなくて、えーー、多可町には人はいるの? 今日の講演会だいじょうぶ? と神秘でしたが、おかげさまで会場には、多可町の本好きのみなさん全員がお越し下さったのではというほどの大入り。
 作家の手から、心から、一冊の本が生まれるまでを語らせていただきました。
 お越しくださった皆様、ありがとうございました。

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