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シネマが命を咲かせてる

2013年12月22日 13:00

 浮世白鳥さんのサイレントシネマ上映会に行ってきました。
 場所は神戸・居留地、朝日ビル最上階のフェリシモのお部屋。同社の生涯教育事業「しあわせの学校」の一環、「百歳塾」の定番イベントです。
 毎回、誰も観たことがない大正・昭和初期のサイレントシネマを見せてもらえるのですが、今回は、第一部が、名優グレタ・ガルボの名作「マタ・ハリ」。

 マタハリ2

女スパイの代名詞として世界中に定着したこの名は、まさにガルボのこの妖艶で知的な存在あってこそだったのですね。

 guretagarubo.jpg

 第二部は、ダンスの神様、フレッド・アステアの「空中レビュー時代」。
 ダンスを愛する人には必見のお宝シネマでしょう。
 ブロードウエイではすでに有名だったアステアが、誘われて映画にも進出。でもこの映画ではまだ主役ではなかったというのに、ダンスシーンに出るや主役を食いたおし、かの「キャリオカ」で、世界中を爆発的に魅了。大ブレイクとなったという、いわば伝説のシネマですね。

キャリオカ

 「雨に唄えば」や「パリの恋人」は知っていても、こんなモノクロームでのアステアは、フィルムやビデオが存在するのかどうか、さすが白鳥さんのコレクション。
 とにかく見たことがない逸品。永遠のアステアここにあり、の銀幕でした。

百歳塾・サイトはこちら。
  http://shiawase.felissimo.co.jp/html/hakucho_ukiyo2/

 それにしても、白鳥さん94歳。毎回、「次はない」と自分で先の予定の確約をせずにいるのに、こうして実現するシネマの会。
 きっと、それがあるから、命が燃えるのでしょうね。
 会場準備、集客、当日の設営まで、命燃やす場を提供してくださる「しあわせの学校」のスタッフの皆さん。
 当日の運搬から映写機の設営、映写まで、弁士以外の上映の実質をすべてやってくださる福田さん。
 無償のそのご奉仕は、シネマが好き、という以外の動機は見当たりません。

 そして、今回もまた、寒い中、会場までお運びいただいたお客様おひとりおひとり。 
 永遠のシネマ小僧・白鳥さんの尽きることないシネマへの愛を燃やすのは、みなさまがたの”思い”なのですね。
 一期一会のこの会をささえる皆様方を、陳腐な名付けになるけれど、「シネマ永遠・いのち燃やし隊」とでも呼ばせていただきたい。
 みなさまにささえられての白鳥さんのサイレントシネマ。
 きっと次回もあると信じて。
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