2013年04月27日 08:20

去る4月8日に神戸文化ホールで開催された、お釈迦様のお誕生を祝う「花祭り」での講演。主催者の皆さんからお写真を頂戴しました。
演題は「こころの時代を生きる道 ~伝えたい 日本の誇りと感受性~」
私の今年のテーマです。
日本人は、そびえる山や流れる海の霧にも、人知を超えた神秘な存在を感知ることができた”こころの目”を持つ民族です。その、とぎすまされた感じ性を大切に。
教育委員としても、出前講座などでじかに種まきしていきたい”こころの教育”で、土台となると思っています。
もちろん作品の中でも開花させたいと願っています。

もともとは、いかに生きるかを問う哲学だった仏教。人が幸せに、安らかに生きるための学門でした。(詳しくは『大法輪』に連載中の、私の紀行「にっぽん聖地巡拝の旅」をどうぞ。)
学校教育、課程教育だけでは尽くしきれない人間教育の分野で、神様仏様を意識する視線は、人を育てる過程で大きな可能性を持つと信じています。
宗派を超えて、日本人のこころを今。