FC2ブログ

体罰について、まず

2013年02月07日 10:24

連日のように噴出してくる体罰の現実。根深い問題だけに、これからも同様の事件、告発は続くでしょう。
その出発点ともなってしまった感のある大阪市桜宮高校での、体罰による生徒の自殺事件は、「News Biz」でも週間の特集に。先日の出演では私もそれなりにコメントを求められていましたが、時ならぬソロモンの地震により、津波の恐れが生じたため、報道番組としてはそちらへの対応を呼びかける方向へ、急遽シフトとなりました。そのため時間枠がいっぱいで、私もわずか一分のコメントにまとめなければならず、未達成。引き続き来週にはコメントできればと思います。

 一方、兵庫県。
 教育委員会では、文科省の要請を受け、全県下の学校に体罰の実態調査を行います。今日はその調査票の案を検討しましたが、まず
①迅速に。同じやるなら高校生が卒業となる前、二月中に出揃うことを目指しています。
②小学生には保護者が記入、中高生には生徒自身が記入することになりますが、全員提出を大前提とします。
生徒からすれば担任へは提出しにくいことを配慮し、校長室に目安箱を設ける、との原案でしたが、そうなると、よほどのことがある生徒しか投函はしないし、あっても億劫がる可能性もあり、正確な調査ができないことが予想されます。
したがって、設問の第一に「体罰はありましたか? または体罰を見たことがありますか?」を掲げることにします。これにより、体罰があってもなくても全員から調査票を集めることになります。
③調査は記名式とします。
これは当然で、無記名だと正確な調査にはならないからです。
④ただし、生徒の個人情報は守られることを大前提にもします。
これを書いたからといって、生徒が不利益をこうむることがないよう担保し、生徒にもそのことを徹底して伝え、安心して事実が書けるようにします。
⑤回収は、全員記入の主旨から、担任に行ってもらいますが、担任には中身が見えないよう、完全封印の手段を講じます。
これもまた当然で、もしも担任が体罰のある教師だとすると、生徒が書いた中身が見えればそれが正しく回収されない場合も生じるからです。

というように、微に入り細に入り検討した調査方法で、まもなく実施が予定されているところ。まずは実情をつかむことで、今後の方策がみつかるでしょう。
 願いは、いま現行のものとなっている学校内での体罰を摘み取り、あるいは未然に体罰を防ぎ、子供達を守れればというものです。調査はその第一歩。結果やその後の対策についても、 またお知らせしますね。教育委員玉岡でした。



-->