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スペインそしてポルトガルへ

2013年02月08日 11:03

先週のご報告。(いつも楽しいことは先取りで、報告のほうは忙しくって、後払いです、ごめんなさい。)
スペインに行ってきました。
 フラメンコ、闘牛、パエリャ、サグラダファミリア教会…。いろいろイメージはある中、やはりこの国の歴史は圧巻ですね。異教徒を追い出し、キリスト教徒の国を確立したレコンキスタのの栄光、そして他民族を制覇すべく七つの海へと乗り出した黄金の大航海時代。

リヤドロ

でも裏返せば、征服され自国の文明を破壊され搾取された側にとっては最悪の侵略者であり、厚顔な大泥棒なわけ。
ガウディを支援したトレド伯爵の財力も、貿易によって得られた富、なんてガイドブックには書かれているけれど、実は大嘘。奴隷売買によって得た財によって築かれているのが世紀を重ねたサグラダファミリアの尖塔だとすれば、ちょっと眺めかたも変わります。

そういえば、ヨーロッパのこの国々、人倫にもとる侵略を犯した罪はつぐなったのでしたっけ?
そうした先例、とんと耳にしたことがないような。
一方、彼らのすさまじい侵略ぶりには足下にも及ばない日本。(大殺戮を犯した殺人者もコソ泥も、罪は罪、と自覚するがゆえにあえてそうと比較断言しませんが)時代も世界も力がすべての帝国主義の世相だった、というエクスキューズがあるとはいえ、それでも国際法にのとった補償や謝罪、誠意を尽くして向き合う姿勢は日本の美学。けろりとしてる先輩諸国家とは大違い…??
うーん、いろいろ感慨深い旅は、大陸の果てポルトガルにて終了です。

ポルトガル

こんな地の果ての港から、はるかな海に乗り出し、インドまで。そして極東のジパングにたどりついたザビエルたちの航跡に脱帽です。



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