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玉岡かおる、委員長になる

2012年07月27日 23:14

 昨日は民放各社が制作するすぐれたテレビ番組に送る「日本放送文化大賞」の近畿大会の選考会でした。
 ABC朝日放送、MBS毎日放送、KTV関西テレに、YTVよみうりテレビ、KBS京都放送の各社の提出作品を、事前にDVDで視聴して選考するというもの。

 実は一週間前に、ラジオ番組で「民放連盟賞」の選考をしたばかり。
 いやー、どちらも難しいですよ。作品を作るという点では同じ仕事をしている身ですから、制作者の意図や想いはよくわかる。でも作り手として視聴するのではなく、結局は1視聴者として、いいか悪いか普通かを採点していくことになります。

 そうして臨んだ選考会。なんと、7名の委員の皆様の議論を進行させる委員長に指名されたのが私。
 ええーーっ、と一番驚いたのが私です。
 が、まあ誰にするかで時間を食うのも非効率なので、時間短縮のため、引きうけたのはいいけれど……。

 この委員長、司会・進行だけでなく、選考に行き詰まった時は委員長裁断を発動できるというもの。うーん、大役です。
 考えてみれば玉岡かおるも、そんな役が回ってくるほどのキャリアになってきたということですか。年齢を重ねただけではできませんからね。

 思えば行政関係などで三十代から各種審議会の委員を歴任してきましたが、主婦目線でとか市民目線でとか、シロウト感覚、マスコット感覚で末座についていたことは事実。それが、長い歳月のうちに、器に合った中身になれたのでしょうか、そうなるように育てていただいたということですね。
 
 ということで、玉岡かおる委員長、時間短縮にかけては誰にもひけをとりません。ささっと仕切って意見を集約。けっこう短い時間の内に選考をまとめて、めでたくみんなで拍手とあいなりました。
 驚いたのは事務局の面々。なんと、予定時間より1時間も巻いちゃったらしい。
 巻きすぎやろ! 自分にツッコミを入れつつ、ぶじ委員長のお役目終了でした。 



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