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マカオの持ち帰り品

2012年01月08日 23:18

 今回はぶじにパスポートも通過して(何のことやら、とお思いの方、日経新聞に連載中の「とかくこの世は」12月19日分「パスポート・スクランブル」をご参照のほど)香港、マカオへ出発した私。
 香港へは、返還前の来訪と合わせるとなんと6度めの旅。
 そう、ソウルにハマる前は、香港がいちばん好きでした。
 その香港も、様変わり。
 いえ、町は変わってなくて、地図などなくても昔の記憶をたどっていけばあれもある、これもあるで、うれしいこと限りなしなのですが、変わったのは、本土からの金持ち中国人旅行者の増大でしょうかね。
 ブランドショップでは、まるで心斎橋にでも来たかのように、大きなショッピングバッグを持った中華人民共和国人がたむろしてます。バブルのころ、どこに行っても日本人旅行者が大きなショッピングバッグを持ってうろついていたのをつい思い出しました。

 マカオもしかり。
 私は初めてでしたが、四半世紀前に一度来たことがあるという仲間は、当時はこんなに北京語人だらけではなかったといいます。返還前だから納得できますね。
 その頃は数も限られていたゴージャスな特級ホテルも今は林立、しかもどこも満杯の中国人。
 カジノも、ラスベガスみたいにブラックタイのメンズをドレスの美女が取り巻いて、みたいな007ぽい光景を想像していましたが、いやいやまるで日本のパチンコ屋。やってる人数がハンパなく多いってだけの違いで。
 旧正月の飾りつけが始まったセナド広場前のメインストリートは、ほら、こんな感じ。

makao1.jpg

 いきなり龍の舞が始まり爆竹がさく裂。南京町でも見たことがなかっただけに、ちょっとうれしいハプニングでした。

 そしてそのマカオ最終日、何がいけなかったのかじんましん勃発。
 帰りのフェリーは暖房がないのでひたすら寒く、ぐったりとして飛行機に乗り、私もスーツケース扱いにして宅急便で送ってほしいよー、と言いたいくらいの疲れ果てよう。帰り着いたら39度の熱でした。
 いかん、体が弱いのを忘れて遊びすぎ。
 新年早々、解熱剤なしには生きていけないこのカラダ、頑丈に作り直すのが今年の目標となりました。




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