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そして関空 涙の責了

2011年11月04日 10:12

 北京での充実の生活文化幸福積善大使のお仕事、ご報告しましたように、日々、濃密にすぎていきました。
 が!!
 私は日本から、2年に一度あるかないかの大仕事も持ってきておりまして。
 はい、再校はまだ続きます。
 それが、この体調の悪さ、いつもならソッコー出せる答えがなかなか出ず、時間ばかり食うわ、悩んだ末にやっと手を入れても、それが違う矛盾を生んでまたあらたな疑問を創出したり。
 キレが悪いんですね、病気の時って。元気なときならボロクソで越えていけるのに、編集者に送ってはまた返される疑問符の山。
 北京は一流ホテルの滞在でしたが、ビジネスセンターに通い詰めで、連日20枚ものFAXを部屋へ届けにくるボーイさんも、アンタ何者? と不審顔。
 夜駆けて格闘、早朝にビジネスセンターに駆け込んで、送信終えて大使団に合流し、日中友好に励む、という毎日。ああ、一日でいいから眠りたい…。体調はよくなるどころか、日に日に悪くなっていきます。神様、なんとか最後まで私を立たせて。

 校正ゲラについては、絶対これで完全、との意気込みで、最後のFAXを送ったものの、帰国する金曜は印刷所も夕刻には締まり、校閲さんも帰ってしまいます。もしもあらたな疑問が出た午後に、私は連絡の取れない飛行機の中……。
 あー、いかんいかん。もしも何か出たとき、他人任せになってしまう。

 団長として、大使の皆様にも申し訳ないことですが、印刷所が開いている時間に帰国するため、私一人、先に帰国することにいたしました。皆様、御免!! やっぱり私、作家でした。
 
 最後の会食では涙の別れを先払いで体験し、いざ、早朝の飛行機に。
 もしも昨夜の返信で完璧だったら、無駄足になるかもしれないな。そうであることを願いつつの2時間半のフライト。
 そして、関空に着き、電源を入れたら、やっぱり待っていました、編集者からの連絡くれとの連絡が。
 1行。そう、たった1行、まだありました、念校が。

 ロビーに校正ゲラを広げて、その場で検討、咀嚼しながら決断を下します。そして電話でその箇所の校正を依頼。
 ここまでともに苦闘してきてくれた編集者の、「お疲れさまでした」の言葉がしばし信じられません。
 でも、やっと終わりました。責了です。あとは、印刷ミスがないことを祈るのみ。

 その瞬間に魂ぬけて、涙あふれてやまず。
 はい、体をこわし、大きな仕事がバッティングして、本当に苦しかった、つらかったです。
 難産のすえの終了、関空は作家として忘れ得ぬ場所になりました。
 さあ、人事は尽くしました、あとは天命を待つのみです。いや、その前に、このガタガタの体を治さないといけませんね。今夜はひさしぶりにたっぷり眠りたいです……。
 ここまで来られたことに感謝。すべてに感謝。皆様、ありがとうございました。
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