FC2ブログ

死闘のアウエー 三重苦

2011年10月10日 17:47

 東北から帰り、中国・北京へ旅立つ間の二日間。もっとも、静養して体調を癒しているヒマはなく、今日はラジオの収録で、明日はテレビのナマ出演。
 ところが、起きたら、声が出ません。かすれて、痛く、熱もあって。
 ディレクターは、「いいです。大丈夫ですよ、その声で」とは言ってくれたけど、逆に、駄目ですその声、と言われたところで、代わりの日にちがないんです。忙しすぎて。
 やぶれかぶれで一ヶ月分を収録。4週目分には、「えらく長い風邪ですみません」だなんて、たぶんリスナーの皆様も、録音だなとお察しとは思います。どうか、お聞き苦しいのはご容赦のほど。

 そもそもなんでこな風邪ひいたかというと、花巻ですわ。まだ新刊の再校確認という大仕事を、出先のアウエーでやらなければなりませんかったもので。
 文人の宿、と銘打ってあるけど、現代の文人は、機械を使うんですが大丈夫?
 心配だから、前日、電話で確認すると、FAXあり。携帯はところどころ圏外。WIFI環境はなし。うーむ。
 ま、いいか、FAXがあれば。念のため、たくさん受信しますが紙はありますか、と確認。ありますよ、と明るく返されたので安心していたら…。
 まさか40枚、30枚と送られてくるとは予想外だったらしく、紙はあるけどトナーが切れました、だって。
 おー、マイガッ。現代の文人は、サプライ品もたくさん使うんです~。

 しかたないので、直接、口で伝えるしかありません。そう、一枚の紙を送ればすむのを電話でやりとり。一枚につきFAXの3倍は時間かかります。
 ぎりぎり圏外でない寒い廊下のはずれを探して陣取り、声を張り上げ、三時間。
 そりゃ風邪もひくでしょう、声もかれるでしょう、熱も出るでしょう。もちろん、せっかくの温泉も入れません。
 それでも終わらず、翌日日中、また電話確認のやりとりあるし。

 こんなんで、乗り切れるでしょうか。この先のアウエー。
 本作りの産みの苦しみと、訪中団の大仕事、加えて、どんぞこ風邪の三重苦。
 ええい、やぶれかぶれ。行ってきます。
  
 
スポンサーサイト






-->