2011年10月30日 12:06
でもこの体調を、静養させているヒマはありません。(泣……
今日はラジオ関西の『玉岡かおるの 神仏融合・巡拝の旅』の収録日。そう、日にちがないので、今日、一ヶ月分とってしまうのです。この声で。このがらがら声で。
朝起きたら、声、でなかったんですよ、どうしよう。
できるだけ無理に声を出さずに局入り。ディレクターは、こんな声でもオッケーと言ってくれたけど、逆に、駄目ですと言われたところで、忙しすぎて、採り直す日がないし。
なので、聞き苦しい声をお詫びしつつ、長い風邪をひいているとの申しわけで、4週分、取り終えました。
一ヶ月間、聞いて下さるリスナーの皆様、ごめんなさい。
そもそもこの風邪、花巻で、新刊の再校ゲラという大仕事をやりぬいた時にひいてしまったんです。
文人の宿、と銘打っているけど、現代の文人はOA機械を使いますのです。ご存じかしら、と不安になって、前日、問い合わせると、Faxはオッケー、携帯はところどころ圏外になる、Wifi環境はない、とのこと。
うーむ。
念のため、たくさん受信するんですけど、紙はありますか、と確認も。
これには明るく、大丈夫です、とのお返事でした。
しかし、現代の文人のFaxが一度に40枚も届くとは予想外だった様子。紙はあるけど、トナーが切れた、と言われて、オー、マイ・ガッ、現代の文人は、サプライ品も対象にいるんです~。
紙一枚送ればすむのを、結局電話で読み上げるしか方法なし。
圏外がぎりぎりはずれる寒い廊下のすみっこを探し、声を張り上げ、3時間ちかくかかって書面のやりとり。せっかくの温泉にも入れず、気がつけば夜中の三時。
こんなことやってりゃ、そりゃあ風邪もひきます、声も枯れます、熱も出ます。(ふたたび泣……
さて、この声で、体調で、明日は『スーパー・ニュース・アンカー』出演、そしてあさってからは中国です。
しかも、著者最終校の仕事を抱えたままで、遠く離れた東京の編集者とともに死闘は続く…。
風邪、校正、アウエーへの遠征と、三重苦を負っての今後。さて、私は無事に帰れるのでしょうか???