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東京は諸行無常

2011年05月24日 17:01

 久しぶりに、仕事で東京に来ています。
 震災以来、3回も出張をキャンセル。JR西日本からも、むやみな移動は自粛するようにとよびかけがあり、キャンセル料なしで切符代を返金してくれた時期でしたし、あとも、勝手のわからない関西人がむやみにお邪魔をしてもいけないだろうとの判断で。事実、余震や停電でさきゆきまったくわからないという時期でしたしね。
 あれから2か月。もう交通網も大丈夫だろうとの平常復帰。でも、大阪は駅前にあらたなデパートができたりしてあんなにはなやかなのに、東京のこの薄暗さは、何・・・?
 節電で、本来は2列あるべき照明を半分にしたり、エレベーターやムービングウオークが停止していたりと、これが首都の様相かとちょっとびっくり。地下鉄なんて、NYみたいに薄暗くて、かなり不安な印象ですよ。
 でも、そんな薄暗い町の様子に慣れた住人の心構えにはなお驚きました。友人たちももちろんハイヒールなんかはいてなくて、いつ電車が止まっても家まで歩いて帰れるようにとつねにフラットな靴だとか。バッグにはもちろん水と簡単なビスケット、懐中電灯も入ってるらしい。
 「だって、何がおきるかわからないもの」
とはしかり。たいへんな目をしてきたんですね。
 阪神淡路大震災の後は、私もけっこう危機に備えていたのに、16年もたてばすっかりうすぼんやりしてました。人間って、のどもと過ぎれば忘れちゃうんですね。深く反省です。
 明日は何がおきるかわからない。そう思えば今日があざやかに浮き彫りになりますね。
 夜のレストラン街も外人の姿なんかまったくなくて、はやばやと閉店するのは、加古川より早いくらい。不夜城・東京も、うつりにけりないたずらに、と痛感です。首都東京がこれでは、日本の国力は、この先、いかに?? 幸運だった関西から、もう一度考えてみなければ、の東京ステイです。



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