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傷ついた講演会 でも増刷決定!

2011年02月21日 10:21

 昨日は小野での講演会。高校時代を過ごした第二のふるさとです。その高校時代の友人がやってるボランティアのイベントに招かれて、小野の歴史の中から一人の女性を紹介しようというもの。
 ところが、私の知らないうちに担当が友人の手から放れ、地元の「小野の歴史を知る会」とやらに移っていたことから、当日、びっくりするようなことが起きて、心はズタズタ。この話、まだ癒えてません。

 講演会場に行ってみると、会場の入り口では著書の即売が用意されているのですが、驚いたことに、私の本は一冊もないんですよ。いや、サイン会がないならないでそう知らせてくれればいいんですけどね。びっくりするのは、なんと、違う人が書いた本を売っているわけ。今日の私の講演の演題に合わせたやつ。
 は? そんなんあり? 今日は誰の講演会でしたっけ?
 二度びっくりするのは会長さんの言い訳で、
「だって玉岡先生の本、新刊、出ないじゃないですか」
 そりゃそうですけどね。今ある本でもいいんじゃないの? 他人の本を置くくらいなら。
「だって先生の本みんな絶版でアマゾンで買うしかないじゃないですか」
 言うか? そこまで。 これにはカチン!ときて、言い返す元気がありました。
「すみませんねえ、まだ絶版にならず、きのう増刷が決まった本があるんですけど」
 そうなんです、『お家さん』の文庫、まだ本屋さんで売れてます。
 おかげさまでまたまた増刷が決まりました。5刷突入です。
 みなさまのおかげです。ありがとう。

 さて、不穏な空気を察した周囲の方が、急いで私の手元用に、私の著書を3冊ばかり持ってきてくださった。
 ところが残念なことに、”まだ絶版になっていない”現役の本で『自分道』がないんですよ。今日の話の関連で、これが手元にほしかったんだけど。
 察して、係の人が、図書館へ借りに行こうかと言ってくださった。ボランティアの方々なので、フットワークが実に軽い。
 そしたらこの会長、また言いやがった。
「新書なんて図書館にはない。毎月百冊以上も出版されるのに、そんな本、置いてるわけない」
 これには絶句。
 当の著者を目の前にして、アンタ、あんまりひどくない?? どんなに売れてなくても地元で応援しようというのがお世辞でも講師に対する礼儀じゃないの?
 あのさあ、言わせてもらえばナンだけど、あんた私を応援してます期待してますとか言うんなら、本ぐらいオマエが用意しろよ、そもそも客を迎える礼節ってもんをオマエは知らんのかっ!!!!
 ・・・なーんて言えたらスッキリしただろうけど、悔しくて悲しくて、拳を握りしめて涙に耐えるのがやっと。侮辱されるために小野に来たんか、私?

 じゅうぶん、そこで机を蹴って帰ってもよかったと思うけどね。でも、ガマンしたのね、玉岡さん。
 だって、会場に来てくださってるのは、こういうオヤジばっかりじゃないだろうし。現に、どんな駄作を出そうが全部買って読んでくれてる高校時代の友人たちがわざわざ来てくれてる顔も見えたし。

 怒りと悔しさでまだ肩の上下がおさまらず涙が次々にじんでくる中、普通に講演し、笑いをとることの難しさ。うーむ、玉岡かおる、試練でした。
 よく打ち勝ったなと我ながら思うけど、人物の名前はど忘れするし、建物の名前を言い間違えるし、完全ではなかったことはたしか。けれど、皆さんには事情をさとられずやりとおせたと思ってます。
 終わった後、「パワフルで、おもしろかったわ~」との感想には、いつも以上に涙こぼれるくらいありがたかった。やっぱ、人間てこうじゃない? お互い感情がある生き物なんだもの。

 ただね、頭に来たんで、本題についてはわざとはしょったの。会場で売られている他人さんの本の内容になるでしょ。悪いけど、私が書く本の方が断然おもしろいからねっ。一柳満喜子については最後の10分でぱぱぱっと流しただけ。全然しないんじゃ詐欺になるからね。
 みなさまには、玉岡かおるが解釈し玉岡かおるが書いた玉岡かおるの”一柳満喜子”を読んでもらいたいんです。 こうなったら一日も早くがんばります。See You!
 
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