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サウンド・オブ・ミュージックは永遠に

2010年06月20日 19:42

 四季劇場「秋」で上演中の『サウンド・オブ・ミュージック』を観てきました。
 ジュリー・アンドリュース主演の名画は、私自身、子供の頃に観て大感激した生涯ベスト10の上位に入る作品。大人になって、ザルツブルグを訪ねた時は、夢みたいだったなあ。
 それを、日本人の俳優さんたちが舞台の上で日本語でくりひろげるというのですから、不安半分、期待半分。
 不安というのは、すっかり英語の歌として覚えて定着している永遠の曲を、日本語でどう訳すのかしら、という不安。
 たとえば長女リーズルが郵便配達の青年と温室で踊る清らかなシーン、「♪ユー・アー・シックスティーン、ゴーイング・トゥー・ビ・セブンティーン♪」だと、「わたしは・じゅうろく、もうすぐじゅうしち、……」とかになるのかしら、なんて。いや~、ダサすぎる、と不安に思っていたら、それがみごとに、もう日本語になじんでいる英語はそのまま生かしつつ、原曲の内容を大事に生かしたすてきな訳。
 雷を怖がる夜や淋しい夜、だいすきなものを思い浮かべて並べて歌う「マイ・フェイバリット・シングス」も、渡辺貞夫さんがジャズに仕立てたくらい、別な生命を持って生きているような曲ですが、これもカンペキな訳詞。
 さすが長く海外のすぐれた作品を日本のものに消化してきた四季ならではのお仕事と、あらためて安心した次第です。
 一方、期待したのは、トラップ一家を演じる子供たち。まあ、これがかわいい、芸達者! このミュージカルは、子供たちが主役というくらい重要な存在感を持っていますものね。
 ともあれ、子供の頃の気持ちに帰り、心洗われるひととき。
 きっとこの夏、家族連れで賑わうことでしょうね。劇場を出る時には、みんな、これら永遠の歌を口ずさんでいることでしょう。
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