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「恋するベーカリー」に見る50代女性の人生後半戦

2010年02月04日 23:08

 メリル・ストリープ主演の映画「恋するベーカリー」をはやばやと見てきました。
 仕事は順調、子供は大学を出て独り立ち・・・50代女性の、することみんなやりました、っていう前半戦終了から物語は始まります。
 さてこれから何をするか。これって大きなテーマですよね。メリル演じるジェーンは理想のキッチンを作るべく家の増築をするんですが・・家族が減って、一人になるのに、なんで? 私なら、一人でコンパクトに住める離れを作るけどなあ。
 ともあれ、そこで事件が起きるわけです。
 設計に当たる建築家アダムとの、ちょっといい関係。そして、若い女に走って離婚した元・夫との恋ごころの再燃。
 そんなんありか~、とツッコミながらも、なんだか楽しくなれるしあわせな映画。50代なんて、もう女終わってる、なんて決め込んでる世の女たちを、確実に元気にしてくれます。

 ただ、難を言えば、メリルって、50代じゃないよね。
 やっぱり10歳以上のごまかしはきついです。ほんとの50代はもっと若いもん。「プラダを着た悪魔」では年を重ねたメリルがかっこよかったけど、アップになるたび痛々しくて。これじゃ世間に、50代を誤解させてしまいそう。
 それに、しゃ~!! アレックス・ボルドウィン、どうなっちゃたのぉ? 彼は50代で間違いないし、とてもお茶目で、貫禄あって、笑わせてくれるんだけど、裸になった時のメタボなボディ(しかも毛むくじゃら!)は、「レッドオクトーバーを追え」で颯爽と登場した、あの知的で果敢だったアレックスの見る影もなし。キム・ベイジンガーとのセクシーでしゃれた映画もあったのにね。
 いやあ、歳月の残酷さに、思わず引いてしまいました。
 やっぱり50代は無残な年代なのかなあ。

 この映画、人生の後半戦に入った50代を勇気づけられるか、落ち込ませるか。評価は大きく二分されることと思いますが、へこたれずに後の人生、たち向かっていきたいと誓う私なのでした。



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