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昼も歌舞伎、夜も歌舞伎 上方歌舞伎にどっぷり

2010年01月06日 09:19

 初春のお楽しみは、歌舞伎。年末は忙しくて、とてもそれどころじゃありませんでしたから。
 で、今日は、きものでチャレンジなので、昨夜のうちから着付けのDVDを見ながら猛特訓。
 われながらあさはかだけど、きものって、何を着ていくか選んだり帯を合わせたりしているうちって、何もかも忘れちゃいますね。悩み多き人にはオススメのストレス解消法かも。
 今回の私は、作っていながら一度も袖を通したことのない紬を選んだのですが、意外とうまく着つけられて大満足。

 舞台は松竹座、「忠臣蔵」の全段通し、というやつです。つまり、松の廊下に至る因縁から討ち入りまで、ストーリー全部をやっちゃうわけ。しかも演じ方は上方歌舞伎。まあ、ふだんあまり見られないのは間違いないですね。しかも、高齢の坂田藤十郎だし。

 この藤十郎、一人で何役も重要人物を演じるのですが、まあそのキレイなことといったら。
 それに、上方歌舞伎の醍醐味も満載です。
 もともとは歌舞伎など文化は上方がオリジナルで、それが江戸へ持っていかれて変遷をとげてきたってことだから、やっぱり上方スタイルのほうが、深い、というか、文学的なんですよね。
 ふふふ、玉岡、いかにも造詣深そうな口ぶりですが、これ、全部、京都造形技術大学の田口先生の受け売りです。
 そう、年末19日に、ミシュラン★店の芝苑さんで開催した「歌舞伎教室」のテーマが忠臣蔵でした。おかげさまで、参加者四十七人を数えた大盛況のこのセミナーでしたが、先に解説を聞いていたおかげで、こまかな演出も見逃すことなく堪能できたというわけ。
 特に、最近ではめったに演じられることのない十段目は、関西人はぜひ省かず見たいシーンというのがわかって、大感激。
 なにしろ大阪は堺商人の骨太な心意気を「天川義兵衛はオトコでござる」の有名なせりふとともに見せるシーン。それだけに、そりゃ江戸の人間には不要だったんでしょ、って納得もいく話。だけど関西人が省略されたのも知らないままっていうのはなさけない。
 上方歌舞伎は関西人の魂ですね。

 写真はその歌舞伎セミナーでのワン・ショット。田口先生、私、そしてこの日ベストドレッサー賞を取った私の友人たちと。指差している先は、受賞理由となった忠臣蔵討ち入り時の脚絆をイメージしたというレッグウオーマー。ほんまかいな。

 
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