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ジュリーが逝った日

2008年02月18日 21:54

 ジュリー2
バレンタインデーの夜、15才になる老犬ジュリーが、とうとう、召されていきました。

 去年の秋頃から急に老け込んで、お顔の毛も白いものが多くなり、脚もよたよた、おぼつかなくなって、庭への出入り口の段が上がり降りできなくなっておりました。そのたび「よいっしょ」とおしりを持ち上げてあげていたのですが、年が明けてからは加速がついたようにおじいさん化がすすみ、気むずかしくわがままになってもおりました。もともとは人格者の、おとなしいワンちゃんだったんですが。
 寒いので一日こたつの中で寝てました。
ジュリー1
時折ムクっと起きては、ドアまでテボテボと歩いていき、外に出せ、中に入れろ、と、我々人間をアゴで使う独裁者ぶり。命令口調の「ワウ、ワウ、ワウ」は、ソフトバンクのCMのおとうさん犬よりもわかりやすくて、まあ人使いの荒いこと。
  老犬介護は根気と寛容なのだと教えられる毎日でしたが、とうとう、ごはんを食べなくなったのにはまいりました。

 食べないと、一気にやせていきますね。大好きだったウインナやちくわ、お肉など、人間様より贅沢なものをひたすら食べさせようとするのですが、それさえ首を横に振る気むずかしさ。
 見る見るやせ衰えていくのは、もう、いたましいほどでした。

 東京に行っている間は気になりつつも、オッパーがお世話をしてくれるので、まかせて出かけていきました。帰って来た時、まだ横になって寝ている姿を見てほっとしたものの、その衰弱ぶりには胸がつぶれそうでした。自分では寝返りがうてなくて、2時間おきぐらいに、ワオ、ワオ、って呼ぶんですよ。
 夜中でも、何回も起きて寝返りさせてやってるうちに、だんだん覚悟もできてきました。オッパーも、もうそんなに長くないだろうと言いだすし。

 ジュリー3
とうとうその夜から歩けなくなり、排泄には、かかえて庭に連れ出し、歩けない後ろ足を持ち上げてやって用を足させるのですが、自分でもつらいんでしょう、一気には排泄できません。
 それでも、ずっとこたつで、一緒にいて、寝返りを打たせてやっていたんですが、気がつくと、もう動かなくなっていて・・。

 つらかったです。
 長い時間かけてゆっくりと、心の準備をさせてくれたジュリーですが、それでも、ずっと今まで一緒だったから、この子がいなくなる場面はありえなくて。
 お出かけする時必ず門までついてきたジュリー。外から帰ってきたら、どんなに深く就寝していても律儀にしっぽを振って出迎えてくれたジュリー。空き屋になった犬小屋は、見るたに涙が出ます。でも、まだ捨てることはできません。

 かろうじてペット・ロスに陥らずにすんでいるのは、もう一頭、ミニチュアダックスがちょろちょろしてくれているのが大きいです。それに、以前、コリー犬のシシ丸やグレートピレニーズの冬彦と、もっとつらいお別れを体験してきたことも、少しは私たちを強くしてくれたのかもしれません。
 犬の一生は、人間よりも早く駆け抜けていくから、こんなお別れは避けられない宿命なんですよね。ジュリー、長い間ありがとう、そう言って送ってやらなくてはね。

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