初夏

劇団四季『ウエストサイド・ストーリー』で、COOL!

 またまた京都にやってきました。JR京都駅にある京都劇場で、ミュージカル『ウエストサイド・ストーリー』の初日を見に。言わずと知れた、ブロードウエイ・ミュージカルの不朽の名作、ついに来たる。

 いや、ほんと、日本人がこれを演じることができるなんて、夢のようですよね。舞台を見るたび、劇団四季って、すごいカンパニーやと思わずにはいられません。
 今や振り付けで大活躍の加藤敬二さん、まだまだ動きにキレがあり、健在ぶりがうれしくて、こちらまで元気が出ました。アントン役の阿久津さんは、今まで大役が多かっただけに、より素に近いこんな普通の若者役だと、かえって気恥ずかしく感じちゃいましたが、皆様の感想はいかに・・・?

 それにしても、’50年代に一世を風靡したこのミュージカル、現代アメリカの深層を実に巧みに表していたんですね。だって今、大統領予備選挙で、ヒラリー支持に回っているのは、このウエストサイド・ストーリーで描かれているヒスパニックと呼ばれる人々。彼らとヤンキー、そして黒人層、アジア層と、移民の集合で成る新大陸アメリカの人口構図は、すでにこの作品が問題提起とともに象徴していたわけです。
 
 っていうような視点で見ればなおいっそう楽しめるこの作品。早くも上演延長決定です。
 
 
by 玉岡かおる  at 16:48 |  日記 |   |   |  page top ↑
プロフィール

玉岡かおる

Author:玉岡かおる
兵庫県三木市生まれ。神戸女学院大学卒業。1989年、神戸文学賞受賞作の『夢食い魚のブルー・グッドバイ』で新潮社より文壇デビュー。2007年11月「お家さん」刊行

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