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ついに見本ができてきた!!

2007年11月16日 16:36

 今日は、東京に来て、新刊について各新聞社の文化部記者の方々に取材していただく日。新潮社の会議室で、朝から夕方まで、6件です。
 
 元来おしゃべりな私は、ついついいらない話も弾んでしまって、各1時間の予定が、押すわ押すわ…。午後からは喋りすぎて顎や頬がだるいくらい。だって、あれだけ苦労した作品、難産の子の誕生を話す母のよろこびのように、話は尽きません。

 そういえば前作『天涯の船』の時も、前夜から新宿の高層ホテル泊まりで取材に臨んだものですが、せっかく朝はゆっくり、と出版社には配慮していただいたにもかかわらず、あの頃はまだテポドンズが高校生でしたから、まだ東京じゅうが真っ暗な朝6時から、テポドンにモーニングコールして、10分おきにまたかけ直してたたき起こして、学校へ行くまで見届けなければならなかったものです。結局、一人ホテルに泊まってもゆっくりなんてできない母たる宿命を感じたものでした。
 ところが今回は、義母をデイサービスに送り出す役目を彼女らに託しての東京ステイ。ちゃんと起きたか、連れていってくれてるか、時間は遅れてないか、遅れるなら園に連絡しなかいけないし…と、やっぱりゆっくり寝てなんかいられない朝の電話。
 ところが、テポドン、電話に出るや、まだ何も喋ってない私を一喝、
「わかっとる! 今行きよる!」
 はいっ、そうでしたかいな、すんません。
 彼女たちなりに、おばあちゃんを園まで送ってから自分たちも学校へ行くっていうんで、電話に出るどころか一分を争って殺気立ってたんでしょう。いやいや、お取り込み中すんませんでした。

 いやー、これって歳月、感じさせますね。だって、昔はそのおばあちゃんにテポドンズを預けて、世話をたのんで、そして東京へ出てきてたんですから。
 子供は育つ。人も育つ。作品ごとに、歴史を刻んでいる気がします。

 さてその新刊。
 装丁画はすでにご覧に入れましたけど、いよいよできあがってきた見本、すてき、のひとことです。
 上下巻で色に濃淡をつけ、上巻が朝の神戸港、下巻が夜の神戸港をあらわしています。ほんとに綺麗な、品格のある本です。
 これが全国の書店に並ぶまで、もう、カウントダウン。よくぞこの日が来てくれました。みなさんに会えるのも、本当にあとわずかです。装丁も中身も、うふふ、期待してくださいね!


 
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