2007年11月05日 15:31
ブックレビューでも何度かお世話になっているうえに、『天涯の船』では涙が出るような推薦文をいただいて、さらに『銀のみち一条』が完結した時の対談でも、笑顔でお相手をおひきうけくださったご縁です。もうこうなると、児玉さんのご感想が聞きたいばかりに、またまたお願いをしたら、今度も快くおひきうけくださいました。カンゲキ。
あのクールな児玉さんが、目を輝かせながら、おもしろかったよ~、と言ってくださった時にはもう舞い上がりましたね。いや、自信はあったんですが。
同席した編集長、「玉岡さんの元気にはびっくり」。あはは、考えてみたら、ほんと、一人で児玉さんを独占して喋ってたんですね。反省。
なんといっても読書家で知られる児玉さん、それも外国文学を原書でばんばんお読みになる方なので、この日の会場になった丸の内ホテルでは、さっそく時間前に丸善に寄ってどっさり原書を仕入れてこられたご様子。試しに見せていただき、どれも聖書のようにぶあつく重い本なのにはびっくり。
読みたかった本を手に入れた興奮で、輝いているお顔の児玉さんでした。
あらためて、好きな本を買う、読む、味わう、そんな、本をめぐるしあわせを確認したことでした。

